昭和の日本「うーん、30歳超えた女はクビ!w」←これ
男女別定年制(女子若年定年制)
定年を雇員(女子)30歳、職員(男子)55歳とする就業規則
定年を雇員(女子)30歳、職員(男子)55歳とする就業規則
昭和46(1971)年頃まで常識だった
1960年代
「母親は家庭に帰れ」という風潮が強まっていきます。
女性が働くのはあくまで結婚まで。
結婚後は夫を支え、家事・育児をすべし、という性別役割分業が強固になりました。
専業主婦が大量に誕生したのはこの頃です。
多くの企業は結婚を理由に女性に退職することを課していましたし、
男性の定年は55歳でも女性の定年は30歳、
というように性別で定年制が異なる企業が多数派でした。
男女雇用機会均等法の前身である「勤労婦人福祉法」が1972年に制定された結果、
この女子若年定年制は違法となりました。