【訃報】エビちゃん生み出したCanCam編集者・渡辺佳恵さん(55)の人生、波瀾万丈すぎる
■ 渡辺さんは55歳で、インスタグラムで突然の訃報が伝えられた。がん公表後も治療に取り組みながら、仕事に熱心に取り組んでいた。
■ 1969年生まれで、『CanCam』で14年間活躍し、同誌初のファッションディレクターに抜擢された後、自信のある女性を育てる活動を続けていた。
https://www.oricon.co.jp/news/2318271/full/
2004年2月 35歳 一転、ニートに
CanCamを売るために考えたコンセプト「めちゃモテ」は、外見取り繕って、男に選ばれる女になろうね、だった。おかげで白ワンピにピンクカーデのOLが世間に溢れかえった。任務としては大正解、でも、自分の心の中に当時あったものは「女は選ばれ待ちじゃなく、自分で選べる女になった方が何万倍も幸せ。私は何、こんな昭和な女を増やしてるんだ」と自分がやっていることに愕然とし、さらに、当時の保守的な環境に耐えきれず、ちゃぶ台をひっくり返し、最悪の形で編集部を飛び出し、以来、出禁に。そして7ヶ月ニートに。
2012年5月 43歳 「3Nails」を立ち上げるも悲劇、いや喜劇が待ち受ける
不恰好な指へのコンプレックスが軽減されることに喜びを見出し、ネイルサロン通い10年。しかし毎度の「値段が高くて&時間がかかる」を解消したい、と「自分の家でオフできるジェルネイルとオフ剤」を開発。そのことにより、自宅でオフできるから「30分で塗り終えて、3週間もち、一回3000円でできる」をコンセプトに3Nailsをまずはポップアップショップとして立ち上げる。親交のあった山田優さんが婚約会見の時に見せた爪が3Nailsで一気に話題になり問い合わせ殺到するも、その直後、実装するタイミングでオーナーに「もう完成したからキミいらない」と言われ、追い出される。契約書も巻かず思いつきでビジネスを走らせる癖が招いた悲劇、いや喜劇。
History | Watanabe Yoshie
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