【安倍晋三元首相暗殺事件】保守党「なぜ公判が始まらないのか」→ 政府「…」
「安倍元首相の暗殺事件ですが、まだ公判が始まらない。『公判前整理手続きが難航している』と伝えられているが、翌年に起きた岸田(文雄)前首相の暗殺未遂事件は先月、すでに判決まで出ている。なぜ、安倍さんの事件、こんなに時間がかかっているんですか」
安倍氏は令和4年7月8日、奈良市で参院選の街頭遊説中に凶弾に倒れた。
一方、和歌山市で翌年4月、岸田氏の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件の裁判員裁判で、和歌山地裁は今年2月、殺人未遂罪などに問われた木村隆二被告に懲役10年を言い渡している(木村被告は判決を不服として大阪高裁に控訴した)。
島田議員の質問を受け、法務省の森本宏刑事局長はまず、「個別事件に関わる事柄でありまして、また公判記事の指定については裁判所の判断に関わる事柄であるため、法務省としてはお答えするのは差し控えます」と語った。
さらに、森本氏は「あくまで一般論として申し上げますと、裁判所は公判前整理手続きに付された事件については、充実した公判の審理を継続的かつ計画的かつ迅速に行うことができるよう、十分準備が行われるようにするとともに、できるだけ早期に終結されるように努めるものとされております。訴訟当事者であります検察官においても、裁判所の手続きを速やかに進むよう協力しているものと承知しております。個別事案によってやはり事情が違いますので、そこについてはなかなか申し述べることは難しいことかと思います」と答弁した。
これを受け、島田議員は、鈴木馨祐法相に対し、「日本の警察、検察の能力、司法システム全体に対する疑念を呼びかねないので、大臣として情報提供してください」と要請した。
島田議員は国会質問後、産経新聞の取材に応じ、(略)
https://www.sankei.com/article/20250319-FHD2M2HQH5ITRIWQYOKR5GID3A/
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