父親「………」

彡(^)(^)「だからワイが今こうして苦しいのはワイのせいじゃなくてサァ」

父親「産んだ事を謝ってほしいのか？ならそうするよ、済まなかった」

彡(^)(^)「ええんやでパッp

父親「ただな、お前は地獄と言ったが抜け出す努力はしたのか？
三度の飯も、暖かく雨露をしのげる寝床もある。お前が努力して得たものか？
凍える路上で震えながら眠る連中は空き缶を集めたり靴を磨いて地獄から抜けようと足掻いてるぞ？お前はそうしてきたか？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「……」

父親「地獄ってのはな、自ら嵌りに行くもんじゃないし、ましてや足掻きもしない奴が口にしていいもんじゃない。
ぬくぬくと自分の世話すら親に任せて生きるお前の現実は地獄でもなんでもない」

父親「俺や母さんがいなくなって、その日の糧すら得られなくなって初めて地獄が始まるんだよ。
お前はまだ引き返せる。
毎日インターネットで卑猥な動画を見て夜中に怒鳴って暴れて。
お前が高校に行かなくなってからもう20年だぞ？
こんな生活もうやめよう。お前が地獄に行かない為の手助けはしてやれる。俺が生きてるうちに変わろう」

父親「嫁さんを取って孫を見せてくれなんて言わない。1人でも生きていける力をつけよう。それだけでいいよ、な？やきう」

彡(ﾟ)(ﾟ) 「……………」